SAKAKIHARA

ビル火災

その他

今日は研修で名古屋へ

福山城の紅葉(桜)がドンピシャです

福山から名古屋まではのぞみで2時間弱。資料を読んでいる間に到着しました。

お昼は奮発して「ひつまぶし」 たまりまへんな~。

まずは、名古屋の南に位置する知多半島にある、東邦ガスさんの工場へお邪魔しました。

うそでしょう!?これがガス会社の工場!?シンジラレナイ~。

美術館や図書館にも見える洗練されたデザインで、内部は吹き抜け。

ロビーには大きな絵画があり、ここが職場だなんて、うらやましくてため息が出ました。

工場見学・研修のあとは、「世界の山ちゃん」で15名で懇親会。

ただの「世界の山ちゃん」ではなく、「山 ワンランク上の世界の山ちゃん」です。

こじゃれたバーのような店内で、料理や器もたしかにワンランク上。けれどもちろんメインは手羽先。これこそが世界の山ちゃんです。

名古屋の方が食べ方をレクチャー。

両手が油でギトギトになるのは仕方ないにしても、最後に指をペロペロと舐めるところまでを見ると、ここははじめてのデートには向かないし、友人であっても、できれば異性にはいて欲しくない・・というのが率直なところ。

片手3本づつ、計6本の指をペロペロ舐める姿は、なかなか衝撃的でかつ傑作です。

手羽より、実は指の方が美味しいのではないか・・そんな風に見えてきます。笑

乾杯から1時間が過ぎたころ、かなりの音量で警報音が鳴り始めました。

「火災探知機が作動いたしました。係員が確認いたしますので、次の放送にご注意ください」と繰り返されるアナウンス。

店内がにわかに緊張に包まれます。

そのうち止まったのですが、1分もしないうちに、また警報音が鳴り始めました。

「10階で火災が発生しました。至急非難してください」と。

私たちがいたのは2階。専用外階段があるので、落ち着いて行動でき、スムーズな避難を開始。

お店の人も厨房の火を止めて一緒に避難。これが最も重要。

店外に出たからと言ってビルの下に溜まると、後ろの人が逃げ遅れるので、すぐさま道を渡って広い所へ移動。

3階以上にいた人は、ビル裏側の非常階段を使います。

このビル、1.2年前に出来たばかりだそう。火元の10階は最上階。

安全を確保して気持ちが落ち着いてくると、ふと支払いのことが気になります。

幹事さんに確認すると、緊急時のためお支払いはいいですと言われたのだそう。

「じゃあ、このままドロンしよう」と、冗談にしても(まぁ、少しは本音)不用意な言葉を発してしまったこと、今は反省しています。

裏手の非常階段からは続々と人が下りてきます。3階以上の人にはこの階段しかないのに、上階の人から優先的に避難できるよう、暗黙のルールが出来上がっており、我先にと押しのけて下りる人は見られませんでした。

避難が完了するころ、「警報は誤作動と確認できました」とアナウンスが入りました。

それを聞き、一様に安堵し「よし戻って飲みなおそう」「よかった、よかった」とゾロゾロと各店舗に戻っていく人々。

「なんだよー」とか、ただの一言も小言は聞かれず、日本人の人の好さを改めて感じた時間となりました。

私の「ドロンしよう」発言も、仲間の皆さんが忘れてくれることを願うばかりです。

プロパンガス・ガス衣類乾燥機「乾太くん」のことなら福山市神辺町の榊原商店まで