SAKAKIHARA

沼名前神社の祝賀餅まき

イベント

沼名前神社の能舞台の保存修理が終わり、復元された舞台のお披露目がありました。

この日はあいにくの雨。

祝賀の餅まきも行われると言うのに、人気がない。出遅れたのかな?

鞆の浦の町中に、こんなに立派な神社があるとは、何度見ても驚きます。

祝賀能は、喜多能楽堂の大島衣恵さんの舞から。

同じ歳だとは思えない落ち着き、美しさ・・・衣恵さん大好きです。

唯一聞き取れたのは「よしつね」という言葉。

子どもには「やしま」と聞き取れた言葉があったらしい。

源平合戦の一つ、源義経が活躍した「屋島の戦い」に関連した内容だったのかもしれないと、わずか二つの言葉で答えを探そうとしたことだけ褒めて欲しい。そもそも聞き間違えている可能性の方が高くはあるんですけどね。
そして祝賀能もいよいよクライマックスへ。それはつまり餅まきの時間が近づいているということ。笑

終わる間際に、雨も上がりました。

神ががっているような状況です。

宮司さん、市長さん・・・計6名が舞台に上がられお餅の用意も整いました。

せっかくなので衣恵さんのお餅が欲しい!そこで衣恵さんの正面に立ちました。

ところがです。衣恵さんの左側、橋掛かりから撒かれた方のお餅も、同じあたりにとんできます。

バサバサバサー バサバサバサー バサバサバサー

止まらぬ餅の雨。いや餅の嵐。

子どもは、「お餅に命を取られるところじゃった」っと言っていたほど。

たしかにジッと立っているだけでも、服の隙間にスポンと入り込んできそうなほどでした。

雨のせいで参加者は少ないし、誰も「こっち、こっち」とか、よくある棟上げで見る賑やかな餅まきの雰囲気とはあきらかに違います。

縁起物ですから、取れたらラッキーくらいに思って参加しましたが、あっという間にポケットはパンパン。

最前列の人たちは、あまりに取れすぎて申し訳なくなったのか、後ろの人に自分の餅を分けながら、途中で帰って行かれました。

静かな餅まきは続きます。取るのが間に合わず、足元には大量の餅。

私もいったん離れ、ポケットのお餅をリュックに移し替え、少し休憩。

それでもまだ続く餅まき。

子どもと二人で参加したのですが、帰宅して数えると65個のお餅。65個!?数えているこちらがビックリです。

1個40g×65個=2.6キロ しばらく朝ご飯はお餅!とも思いましたが、縁起物の祝い餅ですから、お友達、ご近所、榊原商店へも配りました。

社長が、「おみゃぁは、こういう行事をよう知っとるのー」って感心するのですが、「沼名前神社 鞆の祇園さん」が発信したFB投稿が流れてきたのは、餅まきの2日前。

そのFBを見たことはないし、何が関連して上がってきたのか分からないけど、AIは私が餅まきが好きだということを承知していたのでしょうか?

これを機に、またどこかの餅まき情報が流れてきたらオモシロイのに。

沼名前神社の前の通りを東へ行くと、スープとおにぎり専門店があります。

雨で冷えてしまった体は、これで回復♪

鞆の浦はいつ行っても新しい発見のある楽しい所ですね。