SAKAKIHARA

父の買い物

日々のこと

父が「天満屋について来てくれんかの?」といいます。

行きます、行きます。イイことあるかも♪

地下の駐車場に停める?と聞くと、屋上がえかろう、と言う。

そして父が言う「天満屋」とはポートプラザだと判明。

父の買い物に付きあうのは面倒だからと、母がその役目を私にバトンタッチしてもう15年。数年に一度、「なんか買うちゃろうか?」と言ってくれるので、もしかして今回がそのタイミングかと思い嬉しくしてついてきましたが、そもそもいつまで親のスネをかじるのかという話です。

年齢の割にオシャレに気を遣う父でして、「今着ているのと同じような服が欲しいのですが」と店員さんに説明。

長袖、爽やかな色合い、ボタンダウン、Ⅿサイズ・・・条件に合う服が何点か運ばれてきました。

6月にもなれば、多くが半袖商品で、長袖はわずかです。

いつも父の服選びにつきあってくださる店員さんですが、袖通しの息が合わず、父の腕がなかなか袖穴を探せません。

コントのような状況に我慢ができず、その役目、娘、交代いたしましょう!

フィッティングルームに入らず、着替える父。

80を越えると、「人の目」とか気にならないんでしょうか。

試着の際には、必ず両手をポケットに入れた立ち姿を鏡で確認します。

どんなに確認しても石原裕次郎のようなカッコよさはありませんよ。

でもこういうオチャメなところが可愛くて大好きです。

お支払い時になって、「あっ、足りんかもしれん」と財布をのぞく姿が、これまた愛くるしい。

この瞬間、私が買ってあげようと思いましたが、「あったわ」とサッと渋沢栄一を出してきました。

この日はハッピーポイント20倍。たまったポイントでソフトクリームを食べて帰りました。

ごっつぉうさん。

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