わが社の健康診断は、新年会と同等レベルの一大イベント。
体重が増えていないか、背が縮んでいないか、血圧は正常かなど、ドキドキの朝がやってきました。
福山健診所からやってくるレントゲンバスは、そんな心配事を和らげてくれる、優しいデザインで大好きです。

社内一の大食漢小皷さんは、前日からの絶食が耐え難いらしく、一年で一番つらい日がこの日だそうです。
他につらいことはないんかいなと、口にこそ出しませんが、いつも思っています。笑
そして、血圧測定中でさえ、背もたれに体を預け、目をつむり、エネルギーを消費しないようじっとしている小皷さんを見てしまいました。
涙ぐましい努力です。

バリウム検査をしたら、一刻も早く下剤を飲みたい。
市川さんの10錠の下剤に驚いていたら、20錠もらっていたツワモノもいました。
本人に確認したところ、「下剤をちょっと多めにください」と伝えたら、こんなにいただくことになったと言って困惑していました。
イメージは4錠か6錠くらいのつもりだったらしいのですが、受け取ったのは20錠。
意思疎通に必要なのは、的確な言葉ですね。

こんな健康診断を、新年会レベルの待ち遠しい一大イベントに変えてくれるのは、社長のお母さんです。
赤飯と炊き込みご飯を炊き、健診が終わった人から順番にうどんが配られます。
煮物、漬物、お菓子なども少々の量ではございません。
健康診断直後が、一年で一番血糖値があがる日だと言っても過言ではないほど。
これもお母さんの愛情ですから、こどもたち(社員・関係者・取引先)は、その気持ちにたくさん食べることで応えます。

会社にも取り皿はあるんですけど、この日だけは自宅からわざわざ大きめのお皿を持ってきます。
こうなってくると、ちょっとよそったくらいでは、お皿がいきてきません。だからみんな2回3回としゃもじを使い、てんこ盛りのご飯を食べることに。席に着くと同時にうどんも上がります。
絶食を乗り越えたといっても、時刻はまだ9時すぎ。
社長が「こぎゃあに食わされたら仕事にならまーが一」と毒を吐くのも恒例で、その言葉に「いつもありがとう。来年もよろしくたのむよ」との気持ちが込められていることは、誰にでもわかることです。

炊き込みご飯があまりに美味しそうな香りがするので、じっくり嗅いで観察する鏡山さんです。
自宅でも作ろうとしているのかな?
そんなの「また作ってください」って言っておくだけで、数日うちに出来たものを自宅用に持たせてくれるので、お母さんへの上手な甘え方も教えてあげました。

たまたま立ち寄られた、取引先の石川さんです。
「えっ、僕もいいんですか?」と言われながら、喜んで召し上がってくださいました。
こういうときは、遠慮のないほうが嬉しいものですよね。
うどんもご飯もお代わりをどうぞ。

こちらは取引先の畑野さん。
前日訪問してくださったときに、「明日はご飯があるから、用事がなくても食べにきてくださいね」と伝えていました。
それでも多少の遠慮があったらしく、早い時間では図々しいかもと心配し、11時に来られました。
図々しくていいんです。社員は家族、取引先は親戚と同じようなものですから。
大満足だと言って汁まで飲み干す畑野さんに、こちらがありがとうです。
さて、楽しいのはここまで。検査結果が届くまでは、またドキドキの日々が続きます。

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