SAKAKIHARA

なんで勝手に食べるの???

日々のこと

30年以上前に榊原商店の担当だった元中国銀行の男性が、家で収穫した野菜を届けてくださいました。

銀行を退職された後もこうして良好な関係が続くって素晴らしくないですか!?

今年92歳のその方は、年々衰えていく身体を気遣いながらも、榊原商店のために遠くのご自宅から届けてくださるんです。泣けてきます。

昨日もジャガイモとサツマイモと水菜を持ってこられました。

この時、社長のお母さんが不在でしたから、ダンボールにしっかり封をして、ヒモでくくって、きっちり保管しておきました。

だって、社長のお母さんが実際に野菜を見て、お礼を伝えるまでは誰も食べたらダメだと思いませんか?

それなのに今朝「いただいた野菜どこにあるの?」と社長のお母さんが聞いてきます。

ちゃんとヒモでくくって置いてありますよ!ということで保管していたところに一緒に見に行くと、この写真のありさまです。

「すみません、どなたか外に置いていた野菜のこと知りません?」

と丁寧に尋ねた自分がかわいそうになるような返事が方々から聞こえてきます。

「あれなー、昨日帰るときにみんなで分けたんで。いっちゃん(市川さん)なんかなー、『うちはたくさんいますから、いくらあっても困りません』って、水菜一人で全部持って帰ったでー」って。涙

・・・・。

92歳の男性は、当時榊原商店でお勤めだった人にも分けてあげてほしいとの思いもあって、毎年かなり多めに持ってこられます。

もちろんその気持ちも承知していますので、OB社員の自宅まで配りに行くのですが、その方たちの分ないじゃん!!

OB社員の皆さんも、野菜が届くことでお互いの健康を願いつつ、電話しあったりするのを楽しみにされています。

なのに、なのに、勝手に箱を開けて持ち帰った男性陣の嬉しそうな笑顔。

いったんは呆れたのですが、この無邪気な笑顔に結局こちらも巻き込まれるんですよねー。

来年は93歳になられる中銀の男性、またジャガイモ待っています♪

お元気でお過ごしください。

ガスのファンヒーターは5秒で温風が出ます。お問い合わせは福山市神辺町の榊原商店まで。