SAKAKIHARA

喪服が入らん けど滴水のお弁当は残さず食べるよ

日々のこと

帰宅途中、用事があって実家に寄ると、父が「明日はこの子(私)も来るんじゃろ?」と母に話しかけています。

「来るよ」と母。

???

忘れとった!おじいちゃんの法事じゃったね

危うく、事務服にスニーカーで参加するところでした。

午前中は仕事があるので、喪服、バッグ、靴を持って行かなくちゃ。ふと思うことがあり、スカートをはいてみました。

たしか前回着用したのは2年前。それまでもキツイと思いながら留めていたフォックでしたが、いよいよ辛い状態に。数時間これ着て頑張ろうという気持ちになりません。

フォックを留めずとも、なんとかなるのではないか?一か八か履いてみようか?と一瞬考えました。

でも、もしもズレ落ちるなんて悲劇がおきようもんなら、一生身内にネタにされます。その覚悟まではできません。

50回忌法要でもあり、参加するのは両親と叔父と兄と私。

血がつながった人しかいなので、喪服はあきらめ、黒のパンツ(正確には濃紺)と白の半そでブラウス(襟なし)で参加することに。

ブラウスの雰囲気は、こんな感じでしたが、兄が「どしたんにゃぁ、おみゃあのその割烹着みたいな格好は」って言うんです。

その例えが可笑しくて、笑って足が震えてきましたよ。

法事の服装について大ばなししてたら、ご住職が顔を出され「葬儀以外は別にいいんです、あまり気にしなくても」とおっしゃいます。

ほんまでっか!?

みんなすぐに上着を脱ぎました。

 

私が2歳になる前に亡くなった祖父。でも一瞬だけ覚えているんです。祖父らしき男性は、布団に横になり、私は縁側でうつぶせ、横には胡坐をかいた父がいました。

豪快で面倒見のよい祖父だったそうです。戦時中には福山空襲から逃げてきた人をたくさん助け、実は今でも「あの人の孫」という立場で、特別な恩恵を受けることがあるんです。

そうだ、お寺の一室に、榊原商店のカレンダーがありましたよ。

それから、法事に似つかわしい黄色の紙袋は、母が用意したもの。日傘と飲み物が入っています。

せめてもう少し、控えめな色の紙袋が良いのではと伝えたのですが、法事だからと堅苦しく考えないのは、おおらかな母のいい所かもしれません。

お弁当は神辺にある、日本料理滴水さんの。

神辺で京料理を食べるなら、私は滴水さんが一番好きです。厳選された旬の食材が使われ、いつ利用しても期待以上。

メニューもつけて下さり、お店で食べている気分になりました。

この一品一品がどれも本当に美味しいんです♪

残さず全て食べるのですから、日々ウエストも成長するはずですね。

私の喪服は、一度リフォームに出しました。お店の人が「ウエストは目一杯出しておきました」と言われ、それが15㎝だったと知った時には、信じたくありませんでした。

ということで、もう新しい喪服を買うしか手が残っていないのです。次は絶対ワンピース!

体型維持が、最大の節約術なんよな~と言いながらも、「美味しい」が止まらない食事は、これまた本当に幸せな時間です。

プロパンガス・ガス衣類乾燥「乾太くん」のことなら福山市神辺町の榊原商店まで