SAKAKIHARA

中学生の職場体験

日々のこと

神辺中学校の2年生4人、職場体験にやってきました。

例年、真夏に行っていましたが、今年は6月。学校のこの判断、支持します。生徒も、企業も、暑すぎると心身ともに疲れきるのです。

プロパンガスは危険物ですから、実際の作業を体験させることができません。

たった2日の職場体験で、何を経験させてあげれば学びがあるのか、毎年生徒の個性を見ながら探り探り時間を進めていきます。

今年来てくれた4人は、行動も発言も積極的で、表情も豊か。少し早く生まれただけの先輩として触れ合うことにしました。(少しどころか、かなり上であることは言うまでもないけど、中学時代の記憶があまりに鮮明なので、気分はいつでも中学時代にさかのぼれます)

休憩時間、両手の親指だけを使う指ゲームをする4人。

私の頃には、この遊びを「いっせいのーせ」と呼んでいました。

彼らに聞くと、この遊びには名前がないと言うのです。

「これやろう」と言って、親指を見せることが、「いっせいのーせで遊ぼう」を意味するのだとか。

指ゲームで今一番盛り上がるのは、人差し指を1本づつ出してからはじめる「指スマ」という遊び。

私はこの日はじめて知ったのですが、ご存知です?

この「指スマ」、すごく盛り上がるのですが、これがなかなか難しく、適当にやっていたのでは絶対勝てないんです。

数手先まで読み、自分を守りつつ、どう攻めるのが有効なのかを考え続ける必要があって、運だけでは勝てない所が奥深い。

「いっせいのーせ」が名前も与えてもらえないのも仕方ないかって感じです。

この遊び、まだ中年のうちになんとか習得しておけば、脳トレとしても最適そう。

楽しく盛り上がり、頭を使う、大変よく出来た指ゲームでした。

この時期、榊原商店にはアイスが常備。社員はそれを好きなタイミングで、好きなだけ食べていいのです。

彼らの分は、自分で選ぶのがいいだろうと思い、気分転換も兼ねてエブリイに買い出しに。

ここにも職場体験の子たちが複数名いましたが、おやつを食べながらの仲間との交流は、榊原商店の伝統ですから、「これも仕事じゃけぇ」という顔して買い物中。

みんなカップ系のアイスが好きなのね。

龍角散は私の。おばさんは、これもおやつとして食べちゃうよ。

4人から顔出しOKもらいました。

ソフトテニス、バスケ、剣道をしている少年たちのさわやかな笑顔。

見ているだけで、若返る気がするわー。

2日目は、市川さん指導の下、配管を接続していきます。

外は30度越えですから、会議室にブルーシートを敷いて、室内で作業を行います。

あ~なんて、爽やかな4人。ここだけ海辺の優しい風が吹いているかのような空気感です。

高校生になってアルバイト先を探す日が来たら、榊原石油で仕事しませんか?とお誘いしておきました。

私が高1の時、榊原石油神辺中央SSがオープンし、約20名のアルバイト・助っ人に交じって、私も3日間だけ働いたことがあります。

いろんな学校、他学年の学生とともに、自分に出来る仕事を探しながら動いたことを思い出します。

お別れが寂しいなぁ。

社長が買ってきたくれたアイスとパンを食べて15時に解散しました。

実際、おやつタイムだけでなく、榊原商店では帰宅前(17時頃)にも、こうやって食べ物が配られることは日常茶飯事です。

ちなみに私は、晩ご飯は空腹を感じながら食べたいので、夕方のおやつは遠慮しますが、ちくわ・かまぼこが用意された日だけは断りません。なんなら誰よりも多めに食べます。

「夕方のちくわは世界で一番おいしい」と思うのは、私と吞兵衛の吉本さんだけでしょうか。

プロパンガス・ガス衣類乾燥「乾太くん」のことなら福山市神辺町の榊原商店まで