SAKAKIHARA

バッグの買い取り

日々のこと

社長のお母さんが、大きな白い袋を抱いて、吉本さんに話しかけます

「ねぇねぇ、このバッグ売ったらいくらになるかな?吉本さん売ってきて~。そのお金は吉本さんにあげるけぇ、みんなをラーメンにでも連れて行ってあげて」と。

「奥さん、今度はなんねぇ」と吉本さん。

以前にも、社長のお母さんに頼まれ、何度か買い取りショップに持ち込んだことがあるし、そもそもこの二人は、お宝鑑定団的なことが好きなのです。

楽しそうな吉本さんの表情に、じわじわと明るくなる社内。

「これねぇ、お付き合いで買ったじゃけど、一度くらい使ったかなぁ。高かったんよ」

89,000円の値札と、JRAのタグは日本製のエキゾチイクレザーである証明付き。

そんなことを知らない私たちは、JRAの商品?競馬の景品なんて売れんじゃろ・・・と、センスのかけらもありません。

いい商品であることには違いないけど、ブランドものではないのです。

1990年に買った領収書まで残っていて、使った形跡のないのバッグを箱に戻し、買取ショップにいざ出陣!

10分もしないうちに吉本さん帰還。バッグも持って。

3000円なら売ろうと決めていたのですが、残念ながら2000円と言われたらしい。

2000円じゃぁ、ラーメンとチャーハン頼んだら、1人しか食べることができないから、それならば欲しい人に使ってもらおうということになりました。

ということで、会社の廊下にポツンと置かれている本革のバッグ。

誰がもらってくれるのか、その人は嬉しいと思って受け取るのか、実際このバッグを持って町を歩く日は来るのか・・・バッグにされた爬虫類が泣かない日が来ますように。

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