SAKAKIHARA

高屋川に架かる「掛の橋」

神辺・備後のあれこれ

高屋川に架かる「掛の橋」は、老朽化のため新たに架け替えられることに。

ちなみに右側の車道は昔からあるオリジナルの橋ですが、左側の歩行者・自転車専用は今から30年くらい前にできた部分です。

橋の新設にあたり、道路も拡幅工事がはじまりました。

今の橋より西側に新しい橋が架かるので、道路も大幅に西よりになりそうですね。

ただ、新道は土手の手前で一旦途切れているので、他の部分とは違う工事が行われるのかもしれません。

今は大きな空き地となり、お寺の駐車場として利用されていますが、40年以上前、ここには「土手店(どてみせ)」と呼ばれ、こどもたちの溜まり場になっていた駄菓子やがありました。

懐かしいなぁ。

お手伝いしてもらった小銭を握り締めて、近所の子とよく行ったなぁ。

手前に写っている石段の場所にはバスの停留所もあったんですよ。

いつのまにか、バスも走らなくなっちゃったけど・・・。

私の家庭は商売やで、母が忙しくしていましたから、ここのバス停から井笠バス(市バス)に一人で乗って、3歳未満でも受け入れてくれる保育所へ毎日通っていました。

2歳半のことです。

3歳からしか定期券はなく、「無料でいいです」という井笠バスの方に、「料金とってもらわないと乗せる訳にいかない」という母の押し問答の話、何回も聞かされました。

結局3歳と仮定して定期券を作ってもらったそうですが、2歳半の子どもが一人でバスに乗る様子、自分のことではありますが、想像したら笑ってしまいます。

結構無茶してますよね。2歳半って。

でも覚えているんです。下車する停留所では「忘れ物はない?」って必ず運転手さんが声をかけてくださったことも、眠ってしまった時には私を起こしてくださったことも。笑