株式会社 榊原商店

福山市の名誉市民である「金島桂華（かなしまけいか）」さんが31歳のとき、日本美術展覧会で二等賞を受賞した掛け軸が神辺町湯野の「東福院」さんに奉納されているというので、見に行かせていただきました。

208×114cmの特大サイズの掛け軸に圧倒されます。

フックにかけるのもご住職含め3人がかり。

うたちゃんだより7月号の特集記事のための取材を兼ねているとはいえ、私のためにわざわざ出して下さったんですよ。

こんなにありがたく、贅沢なことがあるでしょうか。

本来であれば、年に1度、お寺の行事で檀家さんにだけ披露される特別な掛け軸です。

2幅あるうちの、こちらは「白木蓮」です。

で、こちらが「椿」。

7月15日（金）～8月21日（日）まで、「金島桂華展」が菅茶山記念館で開催され、その期間は展示されますので、皆様どうぞご覧になってください。

ため息がもれるほどの大作です。

華やかで品がよく、美しい掛け軸に感動します。

こちらは掛け軸が収まっている木箱です。

書家としても有名な桂華さん直筆で、これらがお宝であることは間違いがありませんね。

東福院さんは桂華さんの菩提寺ですから、桂華さんのことについても色々と聞かせてくださり、気がつけば3時間も滞在しておりました。

帰るときには、東福院さんに湧き出ているというお水までいただきました。

やわらかくて喉越しのよい水にびっくり！

「聖水るりこうずい」という名前もついています。

「いつでもお水汲みにきてくださいね」とお声かけいただきました。

境内の中です。皆さんも飲んでみてください。

お水の祠に手を合わせて帰ります。

東福院さん、ありがとうございました。

それから、はずかしがりやの私に付き添って、西福寺の奥様が同行くださいました。

西福寺さま、お世話になりました。

金島桂華展

菅茶山記念館（新湯野30-2）084-963-1885

7/15～8/21※月曜日休館　観覧無料