SAKAKIHARA

納税いろはカルタ

神辺・備後のあれこれ

昭和30年、今から70年前の「神辺町広報」に掲載された「納税いろはカルタ」が秀逸です

(い)一に納税我等の務め

(ろ)論より官能 あっ間違えました、論より完納

(は)はした金も税の足し

(に)日本おこすも納税から

(ほ)ほっとひと息税金すんで

(へ)減った申告に横日が光る

(と)特筆大書の完納者

(ち)力を合わせて納期完納

(り)理解ある人滞納なし

(ぬ)主の務と思うな税は

(る)ルーズは納税の敵

(を)女の助力で納まる税

・・・・以下、拡大してご覧下さい

(へ)減った申告に横日が光る とは、「過少申告をしても、横から差す光のように必ず真実は明らかになる。不正は隠せない」ということらしい。

(ぬ)主の務と思うな税は とは、「税金は権力者に奉公するための年貢ではない。国民みんなの暮らしを支える公共のための負担なのだ」ということ。

なんなんだ、この強烈なカルタは。

誰が考えたんじゃろう。

何回読んでも、吹き出してしまう。