テレビで発掘番組を見たので、「古墳を見てみたい」と言い出した子ども達。
お安い御用!神辺には西日本最大級の古墳群があり、現在も新発見が続いています。
ロマンある町なんです、神辺は。

数年前、「御領の古代ロマンを蘇らせる会」の皆さんと来たことがあったので、完全に油断していましたが、御領の古墳群がある山道は思った以上に凸凹。車高の低い私の車は大ピンチ。
道は狭くユーターンする場所もありません。
一か八か進むべきか、それとも底をガリガリすりながらバックするべきか判断がつかず、とりあえず子どもが先の道路事情を確認に行きました。

中途半端な坂道で立ち往生していると、後ろから車がやってきました。
すると、はるか先から手でバッテンをし、「この先はムリ!」と合図を送ってくる子どもたち。
車から降り、後続車にこれ以上進めないことを伝えに行きます。
子どもが駆けてきて、「木が倒れていて道を塞いでいる」と説明をはじめました。

様子を理解した男性が車から降りてこられ、私の車高の低い車を見ながら何やら考えておられました。
「この車でバックすると、絶対底をするね」って。そうなんですよ~、脱輪する可能性もあります。泣
「よし、木をどかせるしかないな」って、荷台からナタを取り出し、倒木の確認に行くことになりました。ナタ!か、か、かっこええ。
細い枝を切り落とし山へ投げ込み、車が通れる幅が確保できるまで、一緒に木をどかせます。
こういうサバイバル的なこと、一度でいいからやってみたかった♪もう私たちは気分はアゲアゲです。笑

ご近所の方で、山を走ったり、自然の中で遊んでいるのだと教えてくださいました。さらに「この先に少しだけ広いところがあるから、そこでユーターンして、来た道を戻る方がいいだろうね。この先は斜度も上がり、道はもっと条件が悪いかも」と助言もいただきました。
「捨てる神あれば、拾う神ありじゃな」と、子どもも目を輝かせています。大げさでなく、こちらの方は救世主。優しくて頼もしい神でした。
ユーターンする場所でサヨナラをしたのですが、こちらの方の車はランクル(TOYOTA)で、山で遊ぶなら4WDが適しているし、そもそもクルマ界ではランクルが最強に思えました。

無事ユーターンが出来たので、開けた場所に車を停め、古墳群を見に行きます
イイ!木陰大好き!。

ブロックの隙間から生えてきた小さな木の赤ちゃんも、いっちょ前に紅葉

黄色いハチの巣発見。なんていうハチが住んでいたのだろう。

くるみに似ている実?がついていて

巫女さんの鈴みたいな形状のものも付いている。これ同じ木なのですが、画像検索すると「桐」と出ました。
何年物から府中タンスになるのかな・・・

御領の山は、たくさんのドングリがあって、実りの秋を迎えていました
踏み方が悪ければ、滑ることもあるので、意外とバカにできない存在です

200基以上の古墳が待っています。
草が枯れ、虫もいないこの時期は、山歩き・古墳探しのベストシーズンです。

神辺で遊んだ日は、迷いなく時々紅豆餅店へ。
「クレームブリュレ」「チョコもち」「あんバター」「カスタードイチゴ」と、たい焼きと、タピオカドリンクを購入。

入店まで3組待ちましたが、この待ち時間がまたいいんですよね。前の人は何買ったんだろうって気にしたりして。
じっくり考える時間があるはずなのに、だいたい結論が出せず「今日のオススメなんですか?」ってつい聞いちゃう。
しかも聞いたくせに「抹茶と、バターたい焼き」は絶対譲れないのです。だったら聞かなきゃいいじゃんって、自分にツッコんでいます。

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