SAKAKIHARA

日本料理「滴水」

神辺・備後のあれこれ

京都で修行された店主のお店、「滴水(てきすい)」。

静かなお店のたたずまいで、広くファンのいるお店です。

日本料理 滴水(てきすい)神辺町 | こじゃれたレストラン.com vol.2

滴水さんに来ていつも感動するのは、こちらの献立。

予算をお伝えし、それに合わせて旬の食材、地元の素材をふんだんに使った特別メニューを組んでいただけることです。

苦手なものなども事前に伝えると、相談にのってくださるのも嬉しいところです。

毎度、毎度なのですが、私は前菜で胃袋をつかまれます。

とにかく品の良い、絶対自分では作ることの出来ない前菜で、「何これ!?美味しい~」としか言った事がないくらいです。

あと、私的には「真蒸(しんじょう)」が食べずに帰れないくらい好きな一品でして、もちろんこの日もご提供いただいたのに、興奮しすぎたのか写真を撮り忘れていました。

好き過ぎて、運ばれてきた後すぐいただいたのでしょうね。

 

続いてお造り。

新鮮な魚介に、一緒に行きました栃木県からのお客様も「参りました」と一言。

栃木県は「海なし県」なので、瀬戸内の魚を食べて育った私からすると、こんなに気の毒な県もありません。笑

焼き物です。

写真からでもお料理の雰囲気が十分伝わるのではないでしょうか。

器も素敵で、なんともいえない至福の時間です。

お次は釜物。

目の前に座る栃木県のお客様、完全にうなっています。

「美味しい」と簡単にいうのも失礼なほどの完成度。

お肉料理は神石牛でした。

バイデン大統領とのランチ会で、岸田首相が提供されたことで、一気に全国区へと名前が知られた神石牛です。

そんな神石牛が、滴水さんの一流の味でいただけるのですから最高ですね。

こちらでいただく神石牛なら、バイデン大統領の気分も味わえるかもしれません。

お腹いっぱいでしたが、デザートは別腹とはよく言ったもので、アルコールを楽しまれたお客様でさえ、残すことなく召し上がられました。

ちなみにヨモギ餅は、蒸したてホヤホヤ。

それをお抹茶といただくのですから、特別な食事となり、はるばる福山まで来てくださった海なし県からのお客様に感謝でした。

こうやってお料理だけ見ると、「高そう!」って思われるでしょうが、そうではないことは、滴水さんのファンだけが知っていることです。

お昼も美味しいのですが、オススメは断然夜です。

ぜひ食べに行ってみてください。

新鮮な旬の食材を使うため、完全予約制です。前日までに予約のお電話入れてくださいね。

滴水:福山市神辺町川南822-6 TEL:084-966-3305