SAKAKIHARA

尾道千光寺の鎖場修行

神辺・備後のあれこれ

東海地方で暮らす友人が仕事で岡山に来るというのです。

福山は岡山との県境だから、ついでに遊びに来ない?後悔させないからとにかく寄って♪とお誘いしました。

ということで岡山に入る前に福山駅で下車してもらい、ピックアップしてまずは尾道へ。

桜のシーズンは観光客も多いのでロープウェイは大混雑。長いときは1時間待ち。

そうでなくても「坂の町 尾道」の良さを知ってもらおうと思えば、千光寺までは行きも帰りも歩きがベスト!

なので歩きます。この小路こそが尾道らしさなんですから♪

たくさんの小路があるので、通る道によって瀬戸内の景色や町並み、カフェ、雑貨屋など楽しみ方がそれぞれ違うのも知って欲しいしね。

とにかく歩かなくちゃ損な街です。

あまり知られていませんが、千光寺の一番上に「石鎚山鎖修行場」というところがあります。

ここは大正15年に鎖を取り付けて上れるようになりました。

でも戦争の激しくなった昭和18年に砲弾の資源として鐘と共に鎖が供出されて以降は、忘れられた存在となっていたんです。

それが平成17年から再び一般の参拝客もお参りできるようになりました。

体力に自信がなく、運動神経に難アリの私としては、登ろうと思ったことさえなかった憧れの鎖場。

いつも下から眺めているだけで、自分には無理だと諦めていたけど、今回一緒に来た友人たちは、基礎体力・身体能力・好奇心・気配り・心遣いまで私の友人の中ではトップクラスの二人なので、きっとなんとかなるはず!と自分に言い聞かせてチャレンジしてきました。

登ってよかった。もうその一言だけ。

ご覧ください、この景色。

あ~、楽しかったよー。

恐怖心を鎮めて必死で鎖場を登る私に、先に登っていた友人が、岩の上からご丁寧に日傘をさしかけてくれた時には笑いが止まらなくなり、ただえさえ不安定な鎖が揺れて、次の一歩がなかなか出ないという瞬間もありました。

いつでも楽しく過ごそうとその場の空気を整えてくれる友人たちとの時間はどうしてこんなに穏やかで満たされるのでしょう。

「いつもの尾道」が「特別な尾道」へと変わりました。

それに福山・尾道にはじめて来た友人が「ここ、めちゃくちゃいい所だね。」って気に入ってくれたことも私は嬉しいのです。

帰りは千光寺より西側、尾道駅に向かって下りましたよ。

尾道駅に出て、波が静かな瀬戸内海を見ながら、海岸通りを歩いて本通り商店街へと移動します。

対岸は向島。渡船がひっきりなしに往復していて、乗船時間5分、一人100円で渡ることができるんです。

ここは、商店街にある「あなごのねどこ」。

手前はカフェ、その奥に宿泊できるゲストハウスがあって、一番奥は本屋さんもあります。

ユニークな空間なので、ぜひ行ってみて下さい。

懐かしさもあってホッとする場所です。

私の思いつきで福山下車することになったお友だち、楽しい時間をどうもありがとうございます。

次は瀬戸内海を堪能できるプランを提供します。

またぜひ来てください。