榊原商店と北側の榊原石油の間は国道で、その下を川が通っています。
井原線の橋脚下、わずかに数メートルだけ、蓋がかかっていない場所には、いろんな生物が生息し楽しませてくれます。

アジサイに水やりをしていた吉本さんが、カラスのヒナがいたよって言うんです。
カラスは地上では子育てしません。一体なんのヒナなのかと見に行くと、真っ黒のスズメくらいの大きさで、足が長く、ピッ、ピッと鳴く、とてもかわいいヒナが3羽いました。

へりを上手に歩くんです。3羽で行ったり、きたり。時には離れて、各自自由行動を楽しんでいます。
水も平気な様子。なんだろう。鵜にしては小さいし・・・見たことないな。

検索の結果、絶滅危惧種の「ヒクイナ」だと判明
ヒクイナは河川敷、湿地、ため池、田んぼのあぜ道など、水辺の草むらを好んで生活するらしく、警戒心も強いので、このように人里で子育てが見られるのは非常に珍しいケースだそう。
社長も会長も、気になって仕方ない様子。

古古古米をまく吉本さん
吉本さんの後ろに咲いているアジサイの根元辺りから、ピッ、ピッと聞こえてくるので、地上にも数羽いるようです。
いったい何羽のヒナを育てているというのか。

学校帰りの小学生は、鳴き声だけで「鳥のヒナが鳴いている!」って、すぐに気が付きました。
こどもは自然に対して敏感で素晴らしいですね。
地域の見守り隊の人は、子どもたちに注意喚起しつつ、小学生とヒクイナをあたたかく見守っておられました。

翌朝、中国新聞の記者さんがヒクイナの取材に来られました。
なかなか姿を見せず、いいショットを押さえるのに1時間以上は粘られたようです。

ヒクイナの親鳥
赤茶色でハトくらいの大きさなんです

ヒナは特別かわいいですねー
なぜこんなに賑やかな国道の脇で子育てしているのか、ヒクイナの事情や気持ちを聞きたいです。
いつかまたここを子育ての場に選んでほしいなぁ。何度でも会いたいよ。
元気に巣立つことを願っています。

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