柴犬の玉錦
静岡での20キロ登山以降、山歩き専用靴(トレランシューズ)を履きたくて仕方のない私に、蔵王山へ付き合わされる子ども達と犬1匹。
山頂はこの先です。
看板に従って登ってきたけど、この「展望広場」は名ばかりで、周りは木が生い茂り町並みはいっさい見えません。
どういうこっちゃ。
この時期の蔵王山はツツジが見頃で、あちらこちらに紫のかわいい花を見る事ができます。
強い風が吹くと山桜の花びらがツツジの上に降り注ぐのですが、写真を撮ろうと携帯を準備している間に風はやみ、全くそれらしい写真が取れません。
この写真も、山桜に風が吹く瞬間を狙ってずっと下から構えているのに、こんな時に限って風は吹きません。
諦めて携帯を閉じると、吹くんですよ突風が。
そういうものですよね。
看板の誘導があてにならないので、たまの行きたい方へ進むことにしたら、こんな場所に出ました。
たま、あんたやるじゃないの!
景色もさることながら、専用靴の威力を感じたい私にとって、砂と石だけのこういう滑りやすそうな道が一番楽しいのです。
ズリッとも滑らないんですよ、私のくつ。
家族は全員スニーカーなので、やたらと後方から「ズズッ」とか「ザー」と足を滑らせる音が聞こえてきます。
そうじゃろ、そうじゃろ、スニーカーでは危ないんよ。
たま、また新しい道、みつけに来ようね。
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