SAKAKIHARA

アサギマダラの大群 ~2000キロを旅する蝶~ 福山市沼隈平家谷

神辺・備後のあれこれ

沼隈にたくさんのアサギマダラが飛来してきていると聞き、行ってきました平家谷の菖蒲園に。

と、その前に・・・

駐車場の手前にはヤギがたくさん飼われていました。

ちょい臭いけど、休日の楽しみとしては、これもOK!

アサギマダラが集まってくるのは藤袴(フジバカマ)です。

平家谷菖蒲園の一角に、250株の藤袴を植えたのは、今年の4月だそうです。

こちらへ到着したのは朝の9時。(入園料なし)

庭園を管理する男性が二人作業をされている他には誰もいません。

私と娘の貸しきり、独り占めの最高の条件でしたが、管理されてた方に「よく来たねー」って大歓迎を受けました。

パッと見、50~100くらい居るかなぁと思って静かに観ていたけど、管理のオジサンが歩き始めると、密を吸っていたアサギマダラが一斉に舞い上がります。

200や300は軽くいたかな。

ちなみにアサギマダラは1頭、2頭と数えるらしいです。

朝早く(といっても9時ですが)から観に来た娘のためにと、オジサンがアサギマダラのことを色々と教えてくださいました。

その時間45分。素晴らしい理科の授業となりました。

オジサン慣れたもので、そーっとアサギマダラを手で捕まえました。(ストレスをかけないためにも、私たちは絶対触らず静かに見守りましょう)

ちなみにこれはメス。

アサギマダラは99パーセントがオスだといわれているので、大変貴重な瞬間です。

アサギ色→漢字で書くと「浅葱色」ですが、羽がアサギ色で、マダラ模様があることから「アサギマダラ」と名づけられているそうです。

気温が25度を超えると、高い木の陰などで休むので、午前中が見頃ですって。

朝7時半ごろには、山から一斉にアサギマダラが下りてくる様子が見られ、圧巻の情景らしいです。

アサギマダラの楽園になった平家谷を、ぜひ覗いてみてください♪

結局1時間半もこの素敵な時間を二人だけで堪能して帰りました。

実はここ、アサギマダラをしっかり休ませるためにフジバカマを一面いっぱいに育てているのだとか。

できるだけ新聞などに公表しないようにしているので、ほとんど知られていないんですって。

10月末までは、次々と飛来してくるので、今度は朝ごはん持って、もっと早い時間においで~とお誘いいただきました。

さらに庭園で栽培されていた冬瓜をお土産にいただきました。

大変親切にしていただき、気持ちのよい週末を過ごしたところです。

来年は神辺にもフジバカマを植える計画があるそうです。

来年の秋はもっと近場でアサギマダラを観ることもできるかもしれませんね。

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